マイド〜、トギーです!
『Apple Watch Ultra 3』は派手な見た目の変更はありませんが、毎日の使い勝手を着実に底上げしてくれます。
通知は手首をさっと振って閉じられます。
バッテリーにも余裕が出ました。
いざという時は衛星SOSが用意されています。
『Apple Watch Ultra 2』は今でも名機ですので、どこで線を引くかを体感ベースで整理します。
『Apple Watch Series 11』の立ち位置も軽く添えます。

目次
Apple Watchの結論
- はじめてのUltraなら 『Apple Watch Ultra 3』で問題ありません。長く効く小さな改善が積み上がっています。
- 『Apple Watch Ultra 2』ユーザーは 三点だけで判断を。手首ひと振りの時短、バッテリーの余力、衛星SOSの安心。このいずれにも魅力を感じなければ、買い替えは急がなくて大丈夫です。
- 『Apple Watch Series 11』は 軽さと薄さが魅力です。耐久や衛星を求めない日常中心なら、こちらが快適に回ります。
- 日本では 高血圧アラートは非対応です。評価から外し、睡眠や心拍など従来機能で判断します。
Apple Watchを一刀両断
- 山・海・圏外リスクがある。安心を確保したい →『Apple Watch Ultra 3』
- 街使いだけ。『Apple Watch Ultra 2』で不満がない → 継続
- 通知が多くて疲れる。片手でさっと片付けたい →『Apple Watch Ultra 3』(手首ひと振り)
- 軽さ最優先。就寝時も違和感を減らしたい →『Apple Watch Series 11』
Apple Watchのここが違う
同じ49mmでもベゼルの印象が薄く、表示の余白が増えたように感じます。
斜めからの視認性も良好です。
屋外でのチラ見が楽になりました。

『Apple Watch Ultra 3』は通常使用でおおむね42時間クラスです。
朝に5〜10分の充電を足すだけで、一日半を安心して走り切れる場面が増えました。
『Apple Watch Ultra 2』も十分ですが、残量に関する“心の余白”は『Apple Watch Ultra 3』に分があります。

手首を素早くひと振りすると通知を閉じられます。
ダブルタップは開く/進める。
閉じるは手首ひと振り。
役割が明確で、操作に迷いがなくなります。
トギーの使用感では、料理中、トイレ中、ウォーキング中にとても便利でした。
iPhoneを取り出す時間が目に見えて減ります。

日本では高血圧アラートは非対応なので評価から外します。
睡眠傾向や心拍、皮膚温など、従来の計測で日常管理は十分に回ります。
医療グレードの代替ではない点だけ意識していただければ安心です。
衛星SOSとキャリアの関係(実機で確認)
『衛星SOS』は、圏外でも衛星経由で緊急通報サービスにつなぐ“最後の手段”です。
見通しの良い屋外で、画面の指示に従って衛星方向へ腕を向けて通信します。
メッセージの言い回しを考える必要はなく、テンプレートに沿って要点を送信するイメージです。
- Apple Watchのセルラーモデルは DoCoMo/au/SoftBank/楽天モバイルに対応します。
- 通常の音声・データは、iPhoneの契約に番号共有系オプションを追加するのが基本です。
- 衛星メッセージや衛星の『探す』は、キャリア契約が前提の機能群です。
- 『衛星SOS』は別扱いで、キャリア契約がなくても利用できる仕組みです。無料枠が用意されています。
トギーのSoftBank契約の『Apple Watch Ultra 3』では、『衛星SOS』のデモを実行できました。
流れが理解できるだけで安心感が違います。




Apple Watch Series 11をどう見るか(Ultra目線)
『Apple Watch Series 11』は軽くて薄いのが美点です。
就寝時も違和感が少なく、日常中心の方に向いています。
衛星や高耐久が不要であれば、『Apple Watch Series 11』のほうが身につけている時間の快適さは上です。
Ultraは余力と備えを選ぶ時計です。
ご自身の生活に効くほうを選んでいただくのが最短です。
トギーの感想
見やすさはじわっと効きます。
ベゼルの印象が薄く、視線移動が減りました。
バッテリーに余裕ができ、残量に合わせて行動を変える回数が減りました。
手首ひと振りは癖になります。
衛星は使わないで済むのが理想ですが、備えがあるだけで外に出やすくなります。
『Apple Watch Ultra 2』で満足されている方は、そのままで問題ありません。
初めてのUltra、または毎日の小さな手間を減らしたい方には、『Apple Watch Ultra 3』をおすすめします。
設定ミニガイド(5分で快適)
- 手首を振る:設定 → ジェスチャ → 手首フリックをオン
- 見やすさ:設定 → 画面表示と明るさ。常時表示と文字サイズを好みに調整
- 緊急SOS:iPhoneのヘルスケアでメディカルID・緊急連絡先を整備 → Watch側で確認(設定 → ヘルスケア)
- キャリア:iPhoneの『Watch』アプリ → モバイル通信で状態をチェック
トギーの一言
『Apple Watch Ultra 3』は、順当なアップグレードをしました。
少し画面も広がり、バッテリーの持ちも良くなっています。
『Apple Watch Ultra 2』が快調ならそのままで十分。
はじめてのUltraなら、『Apple Watch Ultra 3』で気持ちよく始めてみてください。