マイド〜、トギーです!
トギーは右利きです。
左手に『Apple Watch Ultra 2』、右手に『Galaxy Watch Ultra 2025』という『ダブルリスティング』で生活しています。
これ、初対面でだいたいツッコまれます(笑)。
お風呂以外はほぼ24時間つけっぱなしです。
タツノオトシゴの海水槽を世話するときは、右手の『Galaxy』を外して、その時間に充電します。
両方ともLTE対応にしているので、スマホを忘れても通知を見逃しにくいです。
目次
結論
『本体のデバイスで決め切る』という当たり前の話は一度横に置きます。
明るい場所での読みやすさ、充電サイクルの取りやすさ、水回りでの安心感、交通系ICの使い方、ベルトの遊び幅、利き手との相性まで見て選ぶと満足度が上がると感じています。
ダイビングまで視野に入れるなら『Apple Watch Ultra 2』が安心です。
充電回数をできるだけ減らしたいなら『Galaxy Watch Ultra 2025』が楽です。
画面の見やすさと操作感
どちらも最大約3,000ニトの高輝度で、真夏の屋外でも読みやすいです。
『Apple Watch Ultra 2』は長方形の大きい画面で、通知や地図の情報量が稼げます。
デジタルクラウンとアクションボタンが直感的で、左手の『手元端末』として扱いやすいです。

『Galaxy Watch Ultra 2025』は丸い文字盤を四角いチタン枠で守る個性派です。
右手でオレンジのクイックボタンを押して、ワークアウトを即開始できるのが気に入っています。

通話とマイク/スピーカー(屋外の実用)
強風や交通量の多い交差点では、『Apple Watch Ultra 2』の聞き取りやすさが安定する日が多い印象。
『Galaxy Watch Ultra 2025』は向かい風が強い日に相手から『風音が乗る瞬間』を指摘されたことがありましたが、日常ではどちらも実用十分。
音量の余裕は『Galaxy』がわずかに有利、雑音処理の安定は『Ultra 2』が有利という手応えです。

文字盤のカスタマイズ
表示の続きとして、文字盤のカスタマイズも押さえておきます。
『フェイスギャラリー』で配色とコンプリケーションをまとめて編集できます。
『モジュラーUltra』は情報を大きく整然と配置しやすいです。
『ウェイファインダー』は方位リングなど屋外向け要素が揃い、暗所は『ナイトモード』で赤表示にできます。

『Galaxy Wearable』から配色やショートカットを素早く変更できます。
標準の顔は情報枠が少なめのものもあります。
数値を多く並べたいなら配布文字盤や自作ツールを使うと自由度が上がります。

『Ultra 2』は『情報を大きく、整然と見せる』のが得意です。
『Galaxy Ultra』は『見た目の遊び幅が広く、作り込みも楽しめる』のが魅力です。
トギーとしては、標準の一部の顔で『デジタル表示の数がもう少し欲しい』と感じることがあります。
バッテリーと充電
『Apple Watch Ultra 2』は公称最大36時間、低電力で最大72時間という目安です。
トギーの使い方では2日前後が安定ラインで、約1時間のさっと充電で8割まで戻るので復帰が早いです。
『Galaxy Watch Ultra 2025』はロングバッテリーが持ち味です。
通常2〜3日、節約すればさらに伸ばせる手応えです。
満充電はゆっくりなので、海水槽のメンテ時間に右手から外して充電する運用に落ち着きました。
防水と耐久
『Apple Watch Ultra 2』は『100メートルの耐水性能(WR100)』と明記され、ISO 22810準拠の表現です。
さらにダイビング機器の規格『EN13319』にも準拠しており、レクリエーショナルダイビングで水深40mまでの利用が想定されています。
『泳ぐ』にくわえて『潜るスポーツ』までカバーできるのが特徴です。
『Galaxy Watch Ultra 2025』は『10気圧防水+IP68』で、雨、シャワー、プール、浅い海は余裕です。
ただしスキューバのように深く潜る用途や高圧の水がかかるアクティビティは非推奨です。
イメージとしては『泳ぐのはOK、潜るのはNG』です。
トギーは海には潜りません。『潜らへんけどな(笑)』です。
健康・フィットネス
『Apple Watch Ultra 2』は計測の安定感が強みです。
夜の体温や心拍、呼吸などの基準から外れた変化をひと目で把握できる『体調サマリー』が役に立ちます。
運動は過去データから『今日は強すぎるか、弱すぎるか』のバランスを示す『運動負荷の目安』がわかりやすいです。
※厳密には、Appleの正式名称は『バイタル』アプリと『トレーニングの負荷』機能です。伝わりやすいよう言い換えを併記しています。

『Galaxy Watch Ultra 2025』は睡眠の分析や日中のアドバイスが手厚いです。
表示される指標が多めで、暮らしの改善ヒントを拾いやすいのが好みです。

Hey Siri と OK Google(Gemini)
『Apple Watch Ultra 2』は『Hey Siri』やDigital Crown長押しで起動。
『Galaxy Watch Ultra 2025』は『OK Google/Hey Google』またはサイドキー長押し(割り当て可)で起動。
現在のWear OSはGeminiかGoogle アシスタントを選べる設計で、『設定』➡『Google』➡『デジタル アシスタント』で切替が可能です。

スマホOSとの連携(エコシステムの深掘り)
この章は、スマホと他デバイスをまたぐ横断連携の要点だけをまとめています。
支払いや地図などの詳細は、すぐ下の各章を参照してください。
- 『Macのロック解除』『カメラのリモート』『Handoff/ユニバーサルクリップボード』『探す』との連携
- 『エクスプレスカード』で支払いが一手減る
- 『すべてのWatch』で複数台を自動切り替え
- 『マップ』の続き操作。iPhoneで探したルートを手元で案内に引き継ぎ
- 『iPhoneを探す』でiPhoneを鳴らす
- 『Siri』でワークアウト開始をハンズフリーで実行
- 『集中モード』がiPhone・iPad・Mac・Watchにも反映され通知が静かになる
- 『ショートカット』をWatchから実行。
- 『iPhoneでお店を検索 ➡ そのままWatchでナビ開始』
- 『自撮りのフレーミングをWatchで確認 ➡ リモートシャッター』
- 『朝は仕事用Watch、夜は運動用Watchに装着するだけで自動切替』
- 『カメラコントローラー』でスマホのプレビューとシャッターを手元操作
- 『Google カレンダー/Keep/タスク』への音声入力と、スマホ側での続き作業
- 『Galaxy Buds』の自動切替で視聴中断が少ない
- 『Googleマップのオフライン』はスマホで用意 ➡ Watchで案内
- 『Galaxy Wearable』で複数台を手動切替
- 『Google ウォレット』連携でPASMO定期券も運用しやすい
- 『Find』でZ Flip7を鳴らす/位置を確認
- 『メディアコントロール』でスマホの音楽・動画を操作(再生/一時停止/スキップ/音量)
- 『打ち合わせ前に、音声で予定とメモを作成 ➡ 移動中はWatchで確認、到着後はスマホで追記』
- 『集合写真はWatchでプレビューしてシャッター』
- 『カバンの中で行方不明のスマホをWatchから鳴らす』
支払いと改札
どちらも日本の『Suica』『PASMO』などに対応するモデルがあります。
腕をかざして改札を通れる設定が用意されているので、朝の混雑時でも足が止まりにくいです。
買い物でも手ぶら決済の機会が増え、日常の小回りが効きます。
『Ultra 2』はSuica/PASMOとも定期券に対応、エクスプレスカード設定でロック解除なしに改札通過。
『Galaxy』はPASMO定期券がスマートウォッチ対応。
一方、Suicaの定期券はスマートウォッチの案内に記載がなく、現状は非対応。
私鉄・地下鉄中心ならPASMO前提、JR中心ならSuica前提にすると迷いません。
地図とナビ(オフラインのやり方)
- iPhoneの『マップ』➡『写真またはイニシャル』➡『オフラインマップ』➡『新規作成』でエリア保存。
- 同画面で『Apple Watchと同期』をオン。
- Apple Watchの『マップ』➡『写真またはイニシャル』➡『オフラインマップ』➡『このApple Watch上』を確認して目的地へ。

- Galaxy Z Flip7の『Googleマップ』➡『プロフィール』➡『オフラインマップ』でエリア保存。
- Galaxy Watchの『Googleマップ』で『目的地検索』➡『案内開始』(圏外時は表示簡略、保存エリア内なら継続)。

ベルトとカスタマイズ
ここは正直、Appleが圧倒的です。
『Apple Watch Ultra 2』は公式の『オーシャンバンド』『アルパインループ』『トレイルループ』に加え、レザーや金属、スポーツ系まで選び放題です。
サードパーティの層も厚く、見た目の自由度が高いです。
『Galaxy Watch Ultra 2025』は公式に『Marine Band』『Trail Band』『PeakForm Band』の名称が案内されています。
スポーティーにまとめたい人には十分な選択肢ですが、総量ではまだApple向けの品揃えが多い、というのがトギーの実感です。
音楽と単体運用(オフライン再生の現実)
『Ultra 2』は『Watch』アプリから『ミュージック』のプレイリストやアルバムで保存可能。
『Galaxy』は『YouTube Music』のオフライン再生が可能。

どちらもBluetoothイヤホンの再接続はほぼ即時で、ラン中の曲送りで苛立つ場面は少ないです。
価格の目安
『Apple Watch Ultra 2』は128,800円からです。
『Galaxy Watch Ultra 2025』はおおむね12万円台からの実売を見かけます。
キャンペーンで動くので、購入時点の最新価格を確認してみてください。
複数ウォッチの登録と切り替え(迷わない導線)
『Apple Watch』はiPhoneの『すべてのWatch』で複数台管理。
『自動切替』をオンにしておくと、装着した方へ自動接続。
『Galaxy』は『Galaxy Wearable』に複数登録して手動切替。
日替わり運用でも段取りは崩れません。
こんな選び方
手元のスマホ環境を前提にします。
iPhoneが主役なら『Apple Watch Ultra 2』を軸に、明るい場所での見やすさとベルトの遊びを重視すると満足しやすいです。
Android(とくにGalaxy)が主役なら『Galaxy Watch Ultra 2025』を軸に、充電の少なさと睡眠・日常アドバイスの厚みで選ぶと生活になじみやすいです。
右利きで右手作業が多いなら、トギーのように『右手=Galaxyで充電タイムを作る』運用は相性が良いです。
通知を見逃したくないなら、両機とも触覚の強さや通知フィルタを自分好みに詰めておくと安心です。
トギーの一言
片腕でも十分ですが、二刀流にすると『それぞれの良さ』がくっきり見えてきます。
『電池の安心』はGalaxy、『表示と操作の完成度』はApple。
自分の生活リズムに合わせて、気持ちよく続けられる一本を選ぶのがベストです。